31マレーシアの社会保障機構(SOCSO)が行なった2013-2014年度の無料検診の結果、生活習慣病へのリスクが非常に高いことが明らかになった。無料検診を受けた人たちの半数以上がリスクがある。

以下、記事サマリー
SOCSOは2013年から無料検診を実施しているが、この高い数値について専門家たちはライフスタイルと食習慣がこの問題の原因となっていると見ている。そのため、SOCSOでは問題が深刻になる前に早期発見のため、マレーシア人に向けて無料検診を実施し受診するように呼びかけているが、まだまだ多くの方がこの検診を受けておらず、期間を延長し受診してもらうように呼びかけている。
太りすぎ36.94%、肥満17.63%、高血圧13.14%、糖尿病8.45%、高コレステロール血症61.76%であった。

この無料検診は社会保障機構への申請件数の増加を受けて実施したものであり、今後の社会保障機構の運営に影響を及ぼすことが見込まれる。
 

中東でも同じように生活習慣病の罹患率が非常に高いのですが、マレーシアも同様ですね。

まだまだ日本に比べ予防医療の概念がないこの国ではガバメントサービスだけでは不十分です。民間のヘルスケアプロバイダーの力によるソリューションが求められていますね。