マレーシアの医療・クリニック・病院・医療ITブログ

マレーシアの医療情報・クリニック・病院・医療ITなどの情報を提供していきます。 マレーシアを中心に身近な医療情報や医療ITなどをブログで紹介していきます。 マレーシア医療情報サイトはこちら→http://www.owg-p.com/ 運営会社:Oriental Wellcare Group SDN.BHD http://www.owg.asia

マレーシアの医療情報・クリニック・病院情報・医療IT・医療インフラ構築などにご興味がある方や現在事業を展開されている方、今後マレーシアで事業展開を考えている方は是非お気軽にご連絡ください。
連絡先:E-mail info@owg-p.com 
マレーシア医療クリニック病院情報サービス 
http://www.owg-p.com/
運営会社:Oriental Wellcare Group SDN.BHD
http://www.owg.asia

マレーシア介護

日本型介護をマレーシアで 官民連携第1弾、アジア富裕層開拓

政府や介護企業が連携して日本型の介護サービスを今秋にもマレーシアで始める。官民で介護サービスをアジアに輸出する第1弾で、介護大手のメディカル・ケア・サービス(さいたま市)が施設を手掛ける。

運営に必要な資金を官民ファンドのクールジャパン機構が融資する。急速に高齢化が進むアジアで富裕層向けに日本型介護の需要を取り込む。

lgf01a201310281600


官民での介護輸出は自民党の特命委員会と政府の内閣官房の健康・医療戦略室が中心となって計画を進めている。第1弾としてメディカル・ケア・サービスがクアラルンプール郊外のペタリングジャヤに開く予定の有料老人ホームを支援する。資金を融資するほか、健康・医療戦略室が現地当局と交渉する。メディカル・ケア・サービスはさらに同じ都市で3~5施設を開業する方針だ。

健康・医療戦略室は経済連携協定(EPA)で介護人材を日本に送っているフィリピンやインドネシア、ベトナムなどのほか中国やタイなどにも進出を想定している。日本での介護経験を持つ人材が自国の日本型の介護施設で経営に参画してもらう考えだ。現地に研修施設もつくり、官民で資金を出す。2017年にもマレーシア以外に進出国を増やす。

アジアでは高齢化が急速に進んでおり、35年には人口が約22億人になり高齢化率は約20%になる見通しだ。アジアの高齢者関連市場は潜在的に約1800兆円に膨らむとの推計もある。日本型の介護施設を増やすことで、介護ロボットなどの先端技術を利用した介護サービスもアジアで普及させたい考えだ。

日本経済新聞2016/5/31

IHHヘルスケア、北海道の老人ホームを買収

IHHヘルスケア、北海道の老人ホームを買収

 

マレーシアの病院経営大手IHHヘルスケアは24日、傘下の特定目的会社(SPV)パークウエー・ライフ・ジャパン4を通じて、北海道の老人ホーム「シルバーハイツ羊ヶ丘1・2番館」(札幌市、123室)を買収する匿名組合契約を結んだと発表した。IHHは、日本の「合同会社サムライ10(GKS10)」との間で契約を結んだ。シルバーハイツ羊ヶ丘1・2番館の運営主体はシルバーハイツ札幌。買収額は約11億円としている。IHHは昨年1~3月(第1四半期)にもパークウエー・ライフ・ジャパン4を通じて、福岡県、愛知県、北海道の老人ホームなど5カ所に出資している。パークウエー・ライフ・ジャパン4は、IHHが35.74%を出資するシンガポールの不動産投資信託(REIT)、パークウエー・ライフ・リアル・エステート・インベストメント・トラスト(PライフREIT)の子会社。 2016/03/28

Image003


IHH、ブルガリアで徳洲会の病院買収


マレーシアの病院経営大手IHHヘルスケアのトルコ子会社、アジバデム・サグリク・ヤティリムラリ・ホールディングスは21日、日本の徳洲会グループが東欧ブルガリアの首都ソフィアで運営する「ソフィア徳田病院」(ベッド数1,016床)を完全買収すると発表した。IHHは、ブルガリア最大の私立病院の経営母体になる。買収額は6,500万ユーロ(約806,790万円)。IHHは同時に、ブルガリアの病院大手シティ・クリニックの株式3分の1を1,097万ユーロで取得して、ソフィア徳田病院と合併する。合併後の名称は「アジバデム・シティ・クリニック」になり、IHHは全株式の76.5%を保有し、残り23.5%は、シティ・クリニックの共同経営者が引き続き保有する。IHHは今回の買収を機に、さらなる欧州展開を進める意欲を示した。 2016/04/22

 

NNA.ASIAより

IHHIntegrated Healthcare Holdings Bhd

 

少し、介護のはなし

日本では今後「地域包括ケア」が中心となります。

「地域包括ケア」聞きなれない言葉ですよね…

少し説明します。


厚生労働省は、高齢者が人生の最期まで住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けるために必要な支援体制を、2025年までに整えることを目指しています。このシステムをいわゆる「地域包括ケア」と呼びます。

なぜ、2025年なのかといいますと…

65歳以上の高齢者が2025年まで増え続けるからです。

        303



高齢者が重度の要介護状態となっても住み慣れた地域で暮らし続けられるように、
住まい・医療・介護・予防・生活支援を地域一体で提供することを目指します。

今後は認知症高齢者の増加が見込まれており、
こうした高齢者の生活を支えることも重要な役割となります。

この背景には社会保障費の増加に歯止めがかからない...ということも一要因になっています。



今の時代は、ご高齢の方がお亡くなりになる場合、大半が病院のベッドですよね。
しかし、1950~1960年代は最後を迎える場所は自宅でした。
実は、この現象が逆転したのは1970年代後半です。
その背景には、医療技術の発展に伴い延命や救命率が上がったからです。


実際、病院でご高齢の方が最期を迎えるに際に、
亡くなる1~2か月前から医療が急激に高くなるという統計が出ています。
この費用を何とか抑えたい…というのもこのシステムが注目される背景にあります。


昔に戻すというわけですが....

そもそも、高度成長期から続いている保険制度は、今後も人口が増加し、
経済が発展し続け、財源も十分に確保できるという前提でスタートしています。
しかし、実際、生産人口は減少し続けており、今では十分な財源を確保できない状況です。


おそらく、社会保障費を少しでも減らせるように...
という狙いが込められている制度ともいえます。


今後、ここマレーシアでも高齢化率が10%をこえる日もそう遠くはありません。

高齢者の医療や介護の問題も直面してくるかと思います。
日本の保険制度は、大部分は国が保証してくれますし、
保証の内容も私的には手厚いように思います。

医療・介護サービスの内容と国の補償範囲、あるいは自己負担率、
すべて自費?など大きな課題があるかと思います。

国が異なれば、介護・医療制度も異なります。
日本の介護技術や知識は大いに役に立つかと思います。
しかし、コスト面を含めた日本の介護制度をそのままスライドさせることは難しいのかもしれません。




ひばりクリニックの内覧会に参加
ビジネス医療サービス バンコク

ひばりクリニックの開院
「ひばりクリニック」の開院記念パーティーに出席
KLで腸チフスが流行しているようです。
Purple haze all in my eyes...."Haze"-Kuala Lumpur


info@owg-p.com
http://www.owg-p.com/

フェイスブックページはこちら 
http://www.facebook.com/MalaysiaMedical
https://www.facebook.com/?ref=logo#!/owg8888

マレーシアの医師免許をとるには?
マレーシアの生活習慣病
-海外勤務者のメンタルヘルス-
ヒトからヒトへは....うつりませんが治療薬もありません
こどもの発熱...これって知っていました?
マレーシア クアラルンプール モントキアラ ひばりクリニック肺に何らかの異常があるかもしれない?
マレーシア クアラルンプール 日本語対応のできるスタッフ・医師がいる医療施設は?

 

 

 

 

 

 

クアラルンプール日本人会での「暮らしの専科」勉強会 その4

クアラルンプール日本人会で開催された「暮らしの専科」勉強会、前回の続きです。(このお話は今回で最終回です)

今回も実際に介護をされた方や、現在元気に過ごしている高齢者のお話を書きます。

海老原さんは、今から約5年前の2007~2008年にお母様の介護をマレーシアでされました。当時、Dr.Gohというローカルの医師がマレーシアに移住してきた日本人のために作ってくれたのが「ナースロッジ日本」。ここではフィリピン人のスタッフが雇われていて、入浴・食事介助・リハビリのサポートなどをしてくれたそうです。
特徴的なのは日本人用に工夫された運営。日本語の新聞が置いてあったり、TVでNHKを見ることができたり、フィリピン人スタッフが頑張って作り方を覚え、和食を出してくれたり。。。

スタッフや周りの日本人の助けもあって、要介護度3だったお母様はしばらくすると要介護度2へと改善していきました。

その後、残念ながらお母様はお亡くなりになりますが、「毎日皆さんに良くしてもらって幸せな最期だったと思う」と海老原さんは話していました。お母様の納骨は、マレーシアの日本人墓地と日本の善光寺に分骨されています。

ちなみにここで出てきた「ナースロッジ日本」はその後閉鎖します。当時MM2Hの方やその親御さんをターゲットにしていましたが、皆さんまだまだ元気でご利用される方が少なく採算が取れなくなって、あえなく事業をストップさせたとのことです。

9

最後に登場されたのは、阪本洋子さんと福本さん。主に洋子さんがご紹介という形で福本さんの状況をお話されました。

福本さんは実際にクアラルンプールで介護を受けている側の方。なんと93歳です。

現在おひとりでは立ち上がることができず、車椅子で生活をしています。認知症が進んでいますが、お話の仕方はハッキリして表情は豊か。現在はフィリピン人メイドさんと一緒に暮らしており、ご家族(娘さんご夫婦)とは別の家に過ごしていますが、ご家族の家は何かあればすぐに福本さんのおうちに来れるような距離にあるそうです。

驚いたのはメイドさんとの意思疎通について。
福本さんは日本語しか話すことができませんし、メイドさんは英語で会話しますが、お互いに何を言っているかがわかっているとのこと。心があれば会話というのは成立するのかもしれませんね。


11


マレーシアの街中を歩いていると、本当によく日本人の中高年の方、ご高齢の方を目にします。実は数年前に亡くなった私の父方の祖父母もそうでしたが、現役をリタイアして海外に移住や旅行、ロングステイをするアクティブシニアはどんどん増えてくると思います。

その中でも

・年中暖かい
・物価が安い
・英語が通じる
・治安が良い
・地震が無い
・MM2Hというロングステイビザ制度ある

というたくさんの魅力がつまったマレーシアは多くの方に選ばれるでしょう。

高齢化社会の真っ只中にいる日本から来た使者として、日本人シニア、ローカルシニア、他の国から来るシニアのためにも、何らかの形でマレーシアの介護・医療を良くしていきたいと思います。

===================================================================
   私のブログは「ブログランキング」に参加しています。下記の3つのバナーを
  クリックしていただけるとこのブログがランキング上位に上がります。
  是非クリックして応援してください!
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ                 
===================================================================

マレーシア 日本 違い 比較 クアラルンプール ペナン ジョホールバル イポー キャメロンハイランド ゲンティン ブログ 掲示板 口コミ 情報 医療 医療事情 介護 介護事情 高齢化 老人 メディカル 薬 製薬 起業 ビジネス IT企業 ネット環境 シェア モバイル PC スマートフォン インターネット WEBサイト マレーシアの医療事情 マレーシアの病院 評判 ランキング 市場 データ 調査 政策 立ち上げ 医療ツーリズム メディカルツーリズム 新薬 ジェネリック 経営 高齢者 東南アジア アセアン ASEAN 高齢社会 Malaysia Kuala Lumpur medical nursing care nursing home MARY WONG Malaysia Healthcare Travel Council  マレーシア医療旅行評議会 Ministry Of Health マレーシア・マイ・セカンド・ホーム・プログラム 長期滞在 ロングステイ KPJヘルスケア 病院大手 大手病院グループ 老人ホーム開設 高齢者施設開設予定 インドネシア 病院 オーストラリア 視察 視察アテンド 通訳 医療通訳 リサーチ 現地調査 ペナン島 ヘルスツーリズム 健康診断 メディカルチェック ヘルスチェック 検診 親日 何故親日 インドネシア 介護 マレーシア高齢化 マレーシア老人ホーム マレーシア1人あたり名目GDP 医薬品 製薬 調剤薬局 OTC デイサービス ショートステイ 理学療法士 作業療法士 医師 専門医 看護師 保健師 薬剤師 法人設立 会社設立 税率 病院設立 コンサル フィリピン バングラディッシュ カンボジア ミャンマー ジャカルタ IHH パンタイホスピタル パンタイ病院 グレンイーグルス病院 サンウェイ病院 マハティール ルックイーストポリシー 東方政策 医者 看護婦 不足 人口 人数 法人立ち上げ ビジネス立ち上げ 病院経営 病院買収 提携 トロピカーナ サイムダービー メディカルセンター タイ バンコク シンガポール 韓国 アラブ首長国連邦 アブダビ ドバイ サウジアラビア 中東 ロウガンライ 買収案件 企業買収 ベンチャーキャピタル マーケットリサーチ 代理店 営業代行 販売代理 医療機器 医師免許 看護師免許 薬剤師免許 PT OT ST リハビリ 日本人専用老人ホーム 高級老人ホーム 日本人向け老人ホーム MM2H マレーシア・マイ・セカンドホーム・プログラム ロングステイ セカンドホーム セカンドホーマー 日本人介護 ヘルパー フィリペン人メイド アジア 東南アジア ASEAN 病院視察 介護施設視察 老人ホーム視察 介護研修 看護師研修 海外研修 アジア研修 アジア旅行 アジア視察 病院見学 施設見学 アレンジ アテンド 現地語通訳 視察ツアー 視察旅行 旅行代理店 マレーシア クアラルンプール イポー ジョホールバル ペナン島 ランカウイ インドネシア ジャカルタ メダン スラバヤ タイ バンコク プーケット アユタヤ チェンマイ シンガポール オーチャード チャイナタウン リトルインディア ゲイラン ベトナム ハノイ ホーチミン フィリピン マニラ 韓国 ソウル 釜山 中国 上海 北京 台湾 台北
フェイスブックページはこちら http://www.facebook.com/MalaysiaMedical 
ツイッターページはこちら  http://twitter.com/MalaysiaMedical

過去の記事はコチラ↓
クアラルンプール日本人会での「暮らしの専科」勉強会 その3
クアラルンプール日本人会での「暮らしの専科」勉強会 その2
クアラルンプール日本人会での「暮らしの専科」勉強会 その1
UAE(アラブ首長国連邦)の医療事情 その2
UAE(アラブ首長国連邦)の医療事情 その1
新年のご挨拶
マレーシアの医薬品・製薬・調剤・OTC・薬局調査視察アテンドで感じたこと
マレーシア・インドネシアの高齢化と日系介護老人ホームについて
なぜマレーシア人は親日なのか?
ペナン島の病院に聞いた医療ツーリズムの驚くべき実態
マレーシア現地視察アテンド報告と病院設立の外資規制緩和について
2011年のMM2Hビザ取得者は日本人が首位
台湾の医療・介護・健康イベントへ出席
マレーシアで働く外国人看護師(各国の人数比較)
マレーシア・クアラルンプール高級老人ホーム設立速報

マレーシアの携帯電話事情(特にスマホについて)
マレーシア病院大手KPJヘルスケアグループが老人ホーム開設表明
マレーシアのメディカルツーリズム(医療ツーリズム・医療観光)とMM2H
マレーシアがアジアワースト1に。交通事故による死亡率
アジア各国と比較したマレーシアの平均寿命
マレーシア初の最低賃金制度導入決定
日本の介護・医療は産業構造を変える
マレーシアのIT環境(検索エンジン・SNSのシェア)
マレーシア人の介護事情 
マレーシアの医療ツーリズム外国人別売上
マレーシアの医療業界・医療機器・医薬品市場規模
マレーシアで開催された「健康的な年のとり方フェア」に参加
マレーシアとシンガポールの病院比較 その2
マレーシアとシンガポールの病院比較 その1
マレーシアの最低賃金
マレーシアと日本 医療・病院の違い
昨年のマレーシアの医療ツーリズム収入は約137億円
マレーシアと日本の医療費比較
シンガポール医療・介護 今後5年間の政策
書籍「マレーの虎 ハリマオ伝説」
マレーシア モントキアラ ひばりクリニック

==============================================================
マレーシア国内(特にクアラルンプール・ペナン)での現地視察をされたい方は
是非ご連絡ください。病院・介護施設・薬局・関連企業等のアポイント取得や
同行、業界専門用語に強い英語・マレー語の通訳等全て当社で手配します。
お問い合わせ先→enchu6★gmail.com (★を@に変えてください)
===================================================================  
 
プロフィール

OWG

記事検索
ギャラリー
  • ひばりクリニック 仮設診療所のご案内
  • 【無料ホットライン開設(明日20日より)】
  • マレーシア初のジカ熱感染者確認、保健省
  • 「Introduction to Abdominal Ultrasound workshop」が開催されました。
  • 「Introduction to Abdominal Ultrasound workshop」が開催されました。
  • 「Introduction to Abdominal Ultrasound workshop」が開催されました。
  • ドラッグストアにクリニック:イオンが国内初、地場大手と提携
  • ひばりクリニック、ペナンに分院
  • 増える精神疾患の患者数
  • ジフテリア患者は14人...
タグクラウド
  • ライブドアブログ