223医療制度は、基本的に日本と異なります。General Practitioner(GP、一般総合医)とSpecialist(専門医)とに分かれていて、最初はG.Pのクリニックにかかり、その後、G.Pの判断に従って専門医の紹介を受け、その治療を受ける(紹介なしでも専門医を直接受診することはできます)。また自由診療制のため、医療費は医師ごと、クリニックごとに異なります。

マレーシアで医師になるには?高校卒業後に入学する点は,日本の医学部と同様です。しかし、マレーシアでは5年制の教育プログラムが敷かれており、卒業と同時に、国試なしで医師免許が取得できる点で違いがあります。 高校卒業後に入学する点は日本の医学部と同様です。


医師には国公立病院での一定期間の勤務が義務付けられています(医師は4年)。その後、GPの資格を得ることができます。さらに、18ヶ月のトレーニングや英国での試験にパスすなどしてspecialist(専門医)としてNSR(National Specialist Register)登録することが可能となります。マレーシアでのspecialist(専門医は)必ずNSRに登録されているはずです。

○ Specialist(専門医)の種類
→ http://nsr.org.my/specialties.html

○ Specialist(専門医)の検索:Specialistの氏名等で医師を検索することが出来ます。自分の主治医がspecialistとして登録されているのか?を確認することが出来ます。
→ http://nsr.org.my/list1.html

マレーシアの医師は毎年勤務先等を登録しなければなりません。また、勤務先の変更後も速やかにAnnual Practising Certificate (APC)に登録しなくてはなりません。 
 

○ 自身の主治医の勤務先等の経歴を確認することが可能です。
→ http://mmc.gov.my/v1/index.php?option=com_wrapper&Itemid=50

日本の医師ライセンスについて、基本的には日本の医師ライセンスの切り替えは出来ません。つまり、マレーシアでは日本人医師が「医者」として働くことできないということです。医師ライセンスの有無は下記で確認することが出来ます。

→ http://mmc.gov.my/v1/index.php?option=com_wrapper&Itemid=50

ただし、例外として1名の日本人医師がマレーシア政府から医師免許を得て勤務しています。ただしその免許も「日本人患者のみを診察出来る」という限定的な条件がついています。




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